第2回おしゃべり会が開催されました。
6月12日(土」に、静波にある「多目的スペース凛・百花春」で第2回おしゃべり会が開催されました。参加者は、支援者や当事者家族だけでなく、学校関係者や市内の市民団体など、様々な立場の方々、計8名が参加してくれました。
今回は「どうして学校に行かなくちゃいけないの?」という子どもからの問いかけで、大人がその意味を考え直したエピソードや、学校とフリースクールを自分の考えで通い分けている知人の子どもの様子から「学校に行く意味は?」「不登校とは?」といった問いかけがなされました。
私たち大人の今の「常識」が子どもたちの未来でも「常識」であるとはとても思えないほどに、社会は大きく変化していきます。そんな未来の新しい「常識」を作っていく子どもたちに、今の私たちの「常識」を押し付けていいものだろうか?
子どもたちの中で育つその子にとっての「当たり前」を私たちの「当たり前」と違うからと矯正していいものだろうか?
変わるべきは大人の堅い頭であり、未来を創っていく子どもたちからの「未来の社会はこうなるよ」というメッセージを真摯に受け止め、どんな未来でも自分で生きていく力を身に着けていくことができるような場(環境)を用意していく。それが大人の役割なのではないだろうか?
そんなことをそれぞれに感じた会となったのではないでしょうか。
改めて、私たち大人(支援者や当事者家族もそうでない人も)のできることはもっと「子どもたちを理解すること」なのでしょうね。
今後も、当事者家族や支援者だけでなく、子どもたちの環境を形作っている様々な立場の大人たちの参加を大歓迎します。子どもたちの姿から見えてくる未来を見据えて、一緒に社会の形を考えてみませんか?
次回は、今年の4月に相良に開所した子どもたちの居場所「Moomin House ムーミンハウス」さんをお借りして開催予定です。
0コメント