1/8そのまんまカフェ 報告&牧之原 多様な学び推進チーム 発足

 明けましておめでとうございます。

 新年最初のそのまんまカフェは、ムーミンハウスをお借りしての開催でした。今回は、ムーミンハウスのみちこ先生と凛・百花春の中川先生、ほぼ皆勤賞のなみこさんとわたし、という主要メンバーのみだったことも有り、今後の不登校支援について話し合う場となりました。

 そして、突然ですが「牧之原 多様な学び推進チーム」発足です!

 牧之原市では2030年度に学校再編を計画しています。学校再編がどのように進んでいくかはまだ分かりませんが、牧之原市の教育環境・学校環境に大きな変革が訪れることになります。

 現在、不登校や行きしぶり、別室登校など、学校に通うことに難しさや苦しさを抱えている子どもたちが増えつづけています。そして、子どもが学ぶ環境は学校のみではなく、学校外での学びも「生きる力」を身につけることのできる教育環境として見直されてきている昨今、不登校支援のための「多様な学び」の場は、不登校の子どもだけのものではなく、すべての子どもたちのための言葉としてとらえられるようになってきました。

「教育環境=学校環境」は、すでに昔の話です。学校だけでなく町全体を「多様な学び」の場として、子どもたちを見守り育てるという考え方。

「牧之原市 多様な学び推進チーム」は、牧之原市の学校環境が大きく変わるこの機会に、不登校支援のみにとどまらす、すべての子どもたちが多様な学びを自ら選択していけるような教育環境を整えることを目指します。

 学校再編により大きな環境の変化を経験するのは子どもたちです。変化に驚き、学校から遠ざかっていく子どもたちを少しでも減らし、また、一度学校から離れてしまっても、町全体でその子どもたちの学びを守り、自ら学んでいこうとする子どもたちの力を支援していきたい。そして、不登校や行きしぶりの子どもたちにだけでなく、すべての子どもたちが自ら学び場や学び方を選び、「生きる力」を身につけていける、そんな町になってほしい。


 第1回「牧之原 多様な学び推進チーム」では、3つの大枠について話し合いました。

①学校にいる全職員(教員+事務職員等)の研修・・不登校、発達障害、合理的配慮、いじめetc.

②情報の共有システムの確立・・学校⇔町の多様な学び場⇔学童⇔福祉施設等

③学校内における不登校児専任の教員(複数人)・・校内フリースクールとして他県で実例有り


今回は、たまたまそのまんまカフェ内での開催となりましたが、今後は「多様な学び推進会議」として定期的に開催していきます。

もちろん、興味のある方の参加は大歓迎です!

子どもを彩る プロジェクト

牧之原市において、学校に行かない選択をした子どもたちや学校に行きたくても行けない子どもたち(ホームスクーラー)の生活を色鮮やかに彩るため、子どもの育つ環境を考える団体や施設・企業や人をつなぐサイトです。当事者やその家族・身近な人たちを巻き込み、子どもたちの選択を尊重し、豊かに育つ環境を整えることを目指します。

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