まなび隊《子どもの声を聞こう》報告

先日、子どもを彩るプロジェクト初の、子ども達を招いて経験者の声を聞く機会がありました(また写真取り忘れた)。子ども達のことを真剣に思っている大人達と、自身と向き合い「自分」を見つけ出した子ども達が作り出してくれた大切な機会です。

私たち大人のために、自分のことを話していいよと言って参加してくれた子ども達。1人は、先日の上行寺さんで開催された「コテラ・コテラ」のトークセッションでスピーカーとして参加してくれた高校2年生の女の子。もう1人は、はじめて自分のことを大人に話しに来てくれた、この春に高校1年生に進学した女の子。

ふたりとも私たち大人が思っていた以上にきらきらと輝き、芯の通った意思を持つ、すてきな女性達でした。私たち大人の悩みや質問を真剣に受け止め、一つ一つじっくり考えながら言葉を選び、お話ししてくれました。

自分のことや家族のこと、その時の気持ちや今の気持ち、これからのことなど。子ども達の声を聞きたいと参加した10人以上の大人達の前で。私たち大人のために、そして私たちの子ども達のために、と紡ぎ出してくれた言葉達は、時に大人の涙を誘い、時に大人達に自分の心と向き合うことを求めながら、たくさん心に染み入っていきました。

子ども達の言葉です。

「ゆっくりと休ませてあげてほしい、そして動き出そうとしたときに、たくさんの選択肢を用意してあげてほしい。それを、子ども自身に選ばせてあげてほしい」

「大人が幸せに生きてほしい。自分らしく生きている大人を子どもは見ている。そして、自分も自分らしく幸せに生きていいんだと思うようになる」

本当は、子ども達自身に聞かせてあげたかった~と想いながらも、無理強いして連れてくるのは違うから。子ども達が必要としたときに、2人から聞いた言葉を伝えたり、その言葉を胸に子どもに対したり、しましょうね。

まずは、少し心救われた大人達が、子どもを信じて、自分に向き合い自分らしく生きる事を実行していきましょう。

また、こんなすてきな機会が訪れますように。

スピーカーのおふたり、ありがとうございました。おふたりのこれからが、きらきらと輝き、たくさんのすてきな出会いと楽しい未来がありますように。

子どもを彩る プロジェクト

牧之原市において、学校に行かない選択をした子どもたちや学校に行きたくても行けない子どもたち(ホームスクーラー)の生活を色鮮やかに彩るため、子どもの育つ環境を考える団体や施設・企業や人をつなぐサイトです。当事者やその家族・身近な人たちを巻き込み、子どもたちの選択を尊重し、豊かに育つ環境を整えることを目指します。

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