10/22 そのまんまカフェ 報告

先日開催されたムーミンカフェでの「そのまんまカフェ」。

特にテーマを決めて話すわけではないですが、いつも自然と一つのテーマが出てきて、みんなが自分のこと子どものこと、学校のこと社会のことについてバトンを渡し合います。

今回湧いて出たテーマは、「信じる」こと。

うまく言葉に表現できない、もしくは言ってはいけないと思って一番の気持ちを避けてどうにか伝えようとしてくれる、子どもたちの言葉。

「行きたくない」「怖い」「なんかちょっと、調子が良くない。。」「休みたい。。」

それらの言葉は、大人にとっては簡単に流したり聞かなかったことにできてしまう言葉たちです。

でも、その感覚を信じてあげられるのか。

これは、「子ども」を信じることのようで、実は「自分」を信じられるかどうかの問題でした。

子どもの言葉を「自分」が信じてあげられるか、疑わずに決めつけずに受け入れられるか、子どもが言えずにいる言葉が言えるその時まで待っていてあげられるか、その後の子どもの決断を受け入れてあげられるか、本当に子どもに寄り添ってあげられるのか。

自分のやっていることを疑わずにやり通せるのか、本当に「自分」を信じていいのか?

何事もなければ、自分の心の奥底には触れずにすんだし、自分に問いかけて決断を迫ることもなかったでしょう。でも、その経験を、みんなが口をそろえて言います。

「子どものおかげで、気づけた」「今の自分は、子どもが立ち止まってくれたおかげ」

「子どもの感覚を信じて、子どもの決断を信じて、子ども自身の力を信じて。それでいいんだよ」

今回は、「信じる」なんて深いテーマでしたが、信じることに決めた人間のパワーは、とても大きくて強い。たくさんのパワーがあふれ、キラキラした時間を過ごせました。

次回はどんなテーマが出てくるのでしょうか。

皆さんの参加をお待ちしています。

子どもを彩る プロジェクト

牧之原市において、学校に行かない選択をした子どもたちや学校に行きたくても行けない子どもたち(ホームスクーラー)の生活を色鮮やかに彩るため、子どもの育つ環境を考える団体や施設・企業や人をつなぐサイトです。当事者やその家族・身近な人たちを巻き込み、子どもたちの選択を尊重し、豊かに育つ環境を整えることを目指します。

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